♦︎成長痛
短時間でスターになった。
その道程は思ったほど
華やかではなかった。
テヨンは「自分自身を探して
迷った時間だった」と打ち明けた。
「当時はあまりにも多くのことが
急に僕の頭の中に入ってきた
感じがしました。 脳に過負荷が
かかったように自分自身を
見つけるのが難しい時でした」(テヨン)
テヨンを眺める世の中の
視線は多様だ。
NCT、NCT U、NCT 127、
Super M…要求される
役割も多くなった。
混乱した日々だった。
「最近(困難な点を)感じている。
リーダーとしてやらなければ
ならないこと、メンバーと会社の間で
合意点を見出さなければ
ならない部分もある」と述べた。
「メンバー、一人一人
の悩みもあるし
チームの方向性に
ついても悩んでいる。
そのすべてを理解し、物事を
解決しようとすると、いい意味での
ストレスが出てきます」(テヨン)
自分自身についても苦心した。
諦めたくなる瞬間もあったという。
テヨンは「毎日諦めたかった」
と、告白した。
「ますます暗くなる自分
の姿を見ながら
やめるべきかな」
と思いました。
大衆の前に立つ職業として
僕はいつも明るくあるべきでした。
その部分を直そうと
頑張りました。」(テヨン)
♦︎上手!
テヨンは徐々に
一歩ずつ踏んでいった。
ラップも、ダンスも、歌も、
プロデュースも、徐々に
積み重ねた。
そのようにスペクタルを
広げていった。
「初めは無視されました。
鋭いフィードバックも
たくさん聞きました。
今考えてみれば
必要だったものですが
当時は難しかったです。
認められたかったんです」(テヨン)
努力はテヨンを
アーティスト
の道に導いた。
現在「サウンドクラウド」
に音源を積み上げている。
‘먹구름’, ‘GTA 1’, ‘GTA 2’, ‘블루’など。
EXO ベッキョンとも‘Monroe’を作った。
ミュージシャンとして
頭角を現した。しかし
「満足できない方も
いらっしゃると思いますが、
僕はこれからが本番」
と、淡々とした様子で述べた。
歩いてきた道を立てて
鏡に僕を映しだす/
姿そのまま愛することが
できるように学んで/
僕を理解できなくても
僕を抱きしめてくれ/ (‘블루‘歌詞)
音楽は以前より自由になった。
何より、自分を
省みるようになった。
「僕を振り返らせる曲もできた。
今は縛られずにやりたいことを
しようと思っている」という。
「実は、たいしたことでは
ないんです(笑)
僕が音楽で幸せを見つけたから
それをみんなで一緒に
楽しめたらと思って
はじめました。」(テヨン)